SeiyaLogのSeiyaです。
今回の記事では、ピースボートに乗ったという人に取材をすることができたので、その話をしていこうと思う。
私自身、ピースボートの存在は知っていたのだが、正直胡散臭いイメージしかなかった。
がしかし、私が抱いていたイメージとリアルな声とではギャップがあるはずなので、聞きたいことを全て聞いてみることにした。
今回取材したKさんについて簡単なプロフィールを。
- ニックネーム:K
- 性別:男
- 年齢:24歳(当時の年齢)
- 職業:製造業
- 趣味:旅
- どんな人か:ヒゲが似合う感じ、ちょいワイルド要素あり
- ピースボートに乗った時期:2013年(第81回ピースボート南半球をゆく世界一周の船旅)
なぜあなたはピースボートに?
今日はよろしくお願いします!
こちらこそよろしくお願いします!
早速なんですが、まずなぜピースボートに乗ろうと思ったのですか?
元々旅が好きで、世界を回りたいと考えていました。そこでピースボートの存在を知って・・という。
えっと、ずばり聞いてもいいですか?
旅をするならピースボートを使わないほうが自由度が高いと思うんですが、
ピースボートに乗る理由が別にあっとか?
単純に20ヶ国以上回るのに圧倒的にコスパが良いんです。(笑)
一人でたくさんの国を回れば時間もかかりますし、一番はコスパと効率です。
あーなるほど、確かにコスト面を考えるとそうですね。
ということはKさんは何か特定の団体(宗教)に所属しているわけではないんですね。
全くないです。(笑)そういうのは元々興味がないですから。
ちなみに今はお仕事をされていると思いますが、
当時ピースボートに乗るってなった際、お仕事はどうされたんですか?
ピースボートに乗る前は普通に働いていたんですが、ピースボートに乗るために会社を退職しました。
世界一周するために会社を退職・・。
それは世間的に考えると大きな決断といいますか、すごい勇気がいるというかチャレンジですよね。
正社員からの退職だったので会社に止められましたが、世界一周すると決めてたんで迷いはなかったですね〜。
そのエネルギーがすごいですね。
ピースボートにかかる具体的な費用について聞いてみた
具体的にはどのようなツアーなんですか?
いろんなツアーがありまして、私が行ったのは南半球航路地球一周コースでした。
期間はどれぐらいですか?
8月中旬から12月までですね。
100日ぐらい?
そうですね、105日間でした。
ずばりかかった費用は?
えー、ツアー自体は140万円ぐらいで、プラスオプショナルツアー代を含めると約170万円でした。
あと、部屋のグレードによっても費用は変わります。
一人部屋〜4人部屋まであります。私は4人部屋でした。
オプショナルツアーとは・・?
追加料金を支払うことで、立ち寄った国で世界遺産とか観光スポットに行くことができます。
物によっては5万以上のオプションツアーもありますが、基本は国ごとに追加で1万〜2万ぐらいの費用です。
自分が行きたかった名所を選んで行けるので良かったですよ。
なるほど、別途追加料金を払うことで、基本のプランにはない場所へ行けるというわけですね〜。
そうですそうです。シンガポールのマーライオンを見に行くツアーとかですね。ツアーは観光か現地交流がメインです。
ポスター貼りの話へ
あと、ピースボートの代金を支払わなくて済むみたいなことを聞いたんですが、詳しく教えてくれませんか?
はい、ボランティアスタッフですね。
ポスター貼りというのがありまして。
ポスターをお店に頼んでお店に貼ってもらうことで代金が割引になるんです。
3軒貼ると1000円が割引になります。
なるほど。Kさんはポスター貼りはやりましたか?
30万円分ポスターを貼りました。(笑)
でもメンタル的にきついです。
労力もそうですけど、1軒1軒飛び込み営業みたいな形なので、断られることもありますし。
でもこれによって営業力が鍛えられましたね。(笑)
いや30万円分も貼ったのはすごいですよ。私には絶対に無理です。(笑)
すごい人は全額無料で乗っている強者もいますよ。(笑)
変態じゃないとそれはなかなかできないですね。(笑)
そういう人は基本ぶっ飛んでます。(笑)
100日間の旅、荷物がすごそう・・
約100日間の旅ということで、持って行く荷物の量も凄そうですね・・。
荷物はですね、自分で持って行くのは当然なんですが事前に船まで送ることもできます。
ほう。(うなずきながら)
ダンボールで送るのがマストですね。1つあたり2,700円で送ることができます。
はいはいなるほど。
一週間前ぐらいにピースボートから郵送用用紙が届きます。
あ〜それを貼りつけて送るみたいな形ですね〜。
ピースボートって怪しくないっすか?と聞いてみた
単刀直入に聞きます。ピースボートって世間的に怪しい印象があるんですが、実際に行かれてみてどうでした?
いや、全然怪しくないですよ。(笑)
気になる点を言うと、古市憲寿氏の著書を読んだんですが、
9条ダンスを踊っているとか、憲法9条に関するイベントを目撃したと書かれていたんですが、
実際にKさんの船ではやっていましたか?
9条ダンスを踊るグループも確かにありましたが、
実際に踊っている人が政治的に関心があるかといえば、ないです。
政治活動のために踊っているのではなく、単純に船内活動の一つといいますか、
ノリとか運動のためとかそういった軽い感じの人が多かったと思います。
あ〜、そういった深い意味で踊っているわけではないという感じですね。
本気で9条ダンスを広めようとか、絶対に踊らないとダメとか、そんなことはないです。(笑)
基本、活動は自由なので。
インターネットでピースボートの噂を見ると、
悪いとされる情報を盛って伝えているというか、オーバーに表現しているということですかね〜。
それはあると思いますね。
口コミなどの事前情報の確認も大事だけど、
実際に行ってみたら真実がわかると、結局そういうことですよね〜。
実際に肌で感じることが大事ですね〜。
では次に船に乗ってからの話を聞いていきます・・。
さて、今回はこの辺で。
次の記事では船内活動についてをお伝えしていきます。
実際にどんな人達が乗っているのか、など沢山聞いたので次回の記事をお楽しみに。
ここまでの感想
実際に話を聞いてみると、ネット上の評判や口コミとは異なる部分があり、リアルの声は大事だなと改めて感じた。
Kさんは別に何かを信仰してピースボートに乗船したわけではなく、単に旅が好きという気持ちでピースボートに乗り、世界一周を楽しまれたようだ。
そして多くの人が同じ想いで乗船している。実際には憲法9条を本気で広めようとか、左翼だとか何かを信仰しているとか、そんな人はほとんどいないと彼は言っていた。
ピースボートを使って純粋に旅を楽しみたい、それだけでいいじゃないかと、ね。
インタビュー記事第二弾ということで、今回はピースボートの船内活動や生活実態などを語ってもらった。 船の上で過ごす100日間は想像以上に濃密な日々らしいが、実際には何をして過ごすのだろうか・・。 いざ出航!船にはなんと10 …