今回は前回に引き続き、ピースボートに乗った人のインタビューをお送りしていきます。
インタビューをした人は2013年の「第81回ピースボート南半球をゆく世界一周の船旅」に参加したKさん。
これまで2回に渡って語ってもらったのだが、今回は最終章ということでピースボートで辛かったことや乗る前にしっておきべきことを教えてもらった。
ピースボートでの船上生活は辛いのか?
船上生活で辛いことはありましたか?
う〜ん、正直辛いことはなかったですね。楽しい思い出しかないです。
強いて言うなら?
私は気にならなかったんですけど、人によってはウォシュレットのない飛行機のようなトイレが嫌だったとか、
船酔いが辛かったとか、そういうことはあると思いますよ。
船酔いする人には生き地獄ですね・・。
まあそういう人はもともと乗らない・・ですから。
日本の周りは揺れやすいので酔いやすい人は注意です。
あと、船の端っこは揺れやすく、中心は揺れにくいです。
船酔いが不安な人は、
日本周辺では船内で大人しくしたほうがいいかもしれませんね。(笑)
スマホの使えない生活が100日間あると思え
そういえば個人的に気になるのがネット環境。
WiFi設備はあるようですが、電波は届くのですか?
スマホ(携帯)は電波がないので繋がらないと思ってください。
基本は使用しませんね。原始的な生活になると思います。
あと有料のパソコンはあるんですが、回線はほぼ使用できません。WiFiは繋がりにくいです。
やっぱりそうなんですね〜。僕だったら電波がないと不安で発狂してしまいます。(笑)
ちなみに手紙は日本へ送れるので、
何かメッセージを伝えたい場合は手紙を活用すると良いと思います。
パソコンは必須なので持っていくと良い
電波は弱いですが、パソコンは必須です。
ネット接続が不安定なのに、なぜパソコンが必要なんですか?
パソコンは撮った写真の整理やムービーの編集、
イベントのタイムテーブル作成などに使います。
あ〜なるほど。
でもパソコンは貴重品なのでハウスキーパーやクルーに盗まれないようにしなきゃいけませんね・・。
気になる人はバッグに入れて持ち歩くべきですね。もちろんそういう人もいましたよ。
仲間に美容師がいると楽かも?
長く旅をしていると髪も伸びますよね?どうするんですか?
船内には美容室があるのでそこで散髪ができます。
でも仲間の中に美容師がいると切ってもらえます。(笑)
チップはお酒などで・・。
あ〜それは良いですね〜。(笑)
でも美容師の人は自分が美容師だということを話さない方がいいかもしれません。
「切ってくれ〜!」と大勢の人が殺到しますから。(笑)
うわ、確かに!(笑)
知られるとその人の部屋に内線が殺到するみたいです。(笑)
ピンクボート!?なんですかそれは・・
ピンクボートというワードをご存知ですか?
ピンクボート。(笑)あ・・(察したように)
船内ではいろんな男女がいるわけなので、やっぱりそういったことも起こります。
恋愛に発展するのは良いんですけどね、変なことはちょっとね・・。
そうなんですよね。それが目的の人も一部いるのでそれは面倒くさいというかなんというか・・。
まあでもそういう人はごく一部でしょ?
そうです。
だからあまり気にしなくて良いと思います。
海賊に遭遇するって本当?!
海の上で何か怖い思いはしましたか?
海賊に遭遇します。
ん?
場所によっては海賊が出るんです。
漫画の世界か何かですか?
いやガチです。(笑)
海賊が出る地域では、夜中は光を全て遮断して移動します。
怖すぎでしょ・・。
ピースボートで辛いことはほとんどない様子
もちろん個人差はあると思うが、辛いことはほとんどないとKさんは語っていた。
個人的に辛いといえば、船の上では通信環境が悪く、スマホやパソコンがまともに使えないということ。それは最大の弱点かなと。仕方がないと思うが、気になる人には気になる点かと。
生活面では基本的な環境や設備は整っているようなので、健康で文化的な最低限度の生活は問題なく送れるようです。ビュッフェレストランやジム、バー、スポーツなど楽しい施設もあるので、むしろ良い環境だとも言えるだろう。
さてさて、今回は3記事に渡ってインタビューをお送りしてきたが、やはりリアルの声を聞くと経験することの大切さを改めて感じることができる。
ネットには様々な情報があり、もちろんピースボートに関しても良いことや悪いことも書かれている。
何をどう判断するかは自分次第だが、今回のインタビュー記事で少しでも参考になれば私はとても嬉しく思う。
インタビューを受けてくださったKさん、ありがとうございました。
2回目に行くようなので、その時はまた再び取材します!よろしくお願いします(笑)
SeiyaLogのSeiyaです。 今回の記事では、ピースボートに乗ったという人に取材をすることができたので、その話をしていこうと思う。 私自身、ピースボートの存在は知っていたのだが、正直胡散臭いイメージしかなかった。 …
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